歌誌「幻桃げんとう

歌誌「幻桃」は、会員のみなさまから寄せられた短歌の掲載をはじめ、特集・評論など充実した内容となっています。会員向けに隔月(奇数月)の初日に発行・送付されています。また、表紙画には、アララギ派の歌人であり美術史家、特に浮世絵の研究で知られ、幻桃短歌会の発足にも尽力された吉田 すすぐ氏(1922-2001)の水彩画作品の中から一作品を選び数年に一度刷新して掲載しております。

幻桃創刊号表紙と大同の石仏の表紙画
記念すべき「幻桃」創刊号の表紙と「大同の石仏」の表紙画

その吉田氏は創刊号発刊に至り、その心情をこのように述べられています。

「今西久穂氏の急逝によって、いろいろ意見もあったが、肝心な中心者が無くなって以後はその意思通りには運航できるわけはなく、氏の業績でもある『青幡』はその美を飾って終わりとした。が、当然、その『青幡』に寄っていた会員から早速困るという声があがり、ことに岐阜あたりが強かった。」

「この度、今西氏の最終歌集名から『幻桃』の言葉をかりて、歌誌の誕生をみることになった。より文学のきびしさを求め、また心の通いあう集団として伸びることを期待する。」

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